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シンバルのデザインをパクられたらKing Crimsonのドラマーから連絡が来た話④

King CrimsonのPat Mastellot、Jeremy Staceyとコンタクトが取れるというあり得ないシチュエーションになったemj。


なんとかKing Crimsonのライブ会場へ会いに行けないかと打診するもJeremyから返ってきた返事はNo。

…それもそのはず、クリムゾンの来日は2021年12月。

まさにCovid-19が猛威を振るっていたタイミングで、関係者以外がバックステージに入ることは出来なかったのです。(※訂正 : ②の記事内で2022年とありますが正しくは2021年です)

こんなチャンスもう二度とないのでは…と焦るemj、なんとか会えないものかとジタバタしている所にまたまた"とある人物"から連絡が入ります。

「クリムゾンのライブ行くのー?!」 その主は関東在住のトライアングル製作家、北山トライアングルの"北山靖議"氏…北山さん @ykitayama と僕は結構な仲良しで(キャラは全然違うんだけどなんか波長が合う)お互いの作った楽器を預け合うような仲なのですが…その中にMultitoneのプロトタイプも含まれていました。

「クリムゾンのライブ観に行くし、会えるかわかんないけどせっかくMultitone持ってるから一応持っていくよぅ、渡せそうなら渡しておく~!」と、北山神。

マジ神。 (まぁほんとに神っぽいというか秘境に住む可愛い仙人みたいな人です北山さん) 僥倖っ・・・・!なんという僥倖っ・・・・! …という訳で早速Jeremyに連絡(必死)。

でもどうやらステージが終わったらそのまま全部片付けて出国の準備やらPCR検査を受けないといけないらしく、これはどのみち無理かもな~とソワソワしながら連絡を待つも、やはり終演後出てくる気配はないとのことで

(お友達のSugi. comさん @goma033 と1時間ぐらい粘ってくれたらしい)この時は会うこともシンバルを渡すことも叶いませんでした。

Jeremyからは「会えなくて残念だけど、またきっと機会があると思う。連絡を取り合おう!」とのメッセージ。 そんな訳で2021年のKing Crimson来日時にはメンバー誰一人とも会えなかったんです。

おのれコロナ…。

これはもう来年あたり自分から会いに行くしかないかなぁ~なんてぼんやり考えながら2021年を終え、翌年の2022年はemjmodとしてNAMM Show(世界最大の楽器見本市)へのシンバル出展とそれに合わせての渡米、TOWER RECORDでのインストアイベントやシンバルの展示etc…ビッグニュースが色々と決まっていっておりました。 そんなバタバタと過ごす日々の中、再び、メッセージは突然に。

(効果音:ギターのあれ) 2022年5月、ホームページに一通のメール、差出人はあのPat Mastellotでした。

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